やってきました、再び伊豆の島々への旅の始まりです。



ペリーが、浦賀(横須賀)に来航した翌年の年1854年(安政元年)、ふたたび艦隊をひきいて開国の返事をせまったそうです。

ついに時の徳川幕府は、鎖国をやめて  「日米和親条約」 を結び、この下田港と北海道の函館港の2つを開港場として

外国船の出入りを許可したそうです。

そしてペリーは、下田港に7隻の艦隊を率いて開港場としての下田を調べるとともに、「下田条約」とよばれる

日米和親条約を締結したそうです。

あれから150年の月日が経ちました、・・・・ついに・・・・・我がアジャスト号が下田に入港しました。

本日より  次なる伊豆諸島の旅が始まります。


8月2日 午前9時30分、下田港を出港しました、目的地は・・・・・式根島   です

約4時間の 帆走で 遠くに式根島が見えてきました。



小さな漁港です、停泊させてもらう場所がありません・・・ええっ〜 これから別の島へいくの??

午後4時まで待って、ジェット船の最終便が出たあと、ジェット船乗り場に停泊させて貰うこととなりました。

しかし、明日の一便が来る午前9時には、その場所を空けなければなりません。




今夜の宿は民宿 「松原荘」 にお世話になります。


伊豆七島は、大島、利島、新島、神津島、御蔵島、三宅島、八丈島となるそうです、

そしてここ式根島は、新島の一部となっているそうです。

式根島の地質は流紋岩で面積は3.7平方キロメートル、外周はおよそ12キロメートルで、歩いて周ることも可能な小さな島です。

一番高いところは神引山で標高99メートル。東京からの距離は南に約160キロメートルです。

島はたくさんの緑に囲まれており、リアス式の海岸には多種多様の魚介類がいます。

また、水が無く隣の新島から海底ケーブルを使って、水を送ってもらっているそうです。

ですから、水は貴重です。  普段の生活で蛇口をひねれば当然、真水がでてくるものとの観念は捨てなければなりません。

ヨットの清水タンクも半分くらいになってきましたが・・・・・ここで満タンにすることは出来ません。



8月3日、早朝に出港して  島の周りをウロウロしていると・・・・絶好の隠れ家を見つけました。

自然の入江  です。  奥まった入江のなかで  アンカーをおろしました。

なかなかエエ場所です。

静かな入江で 水深も5m近くあります。


  


澄みきった海は、海底まで見えます。

とうとうダイビング機材を出してきて、海底探索です。




石鯛の餌のガンガセが山のようにあります。

小さな熱帯魚のような魚が群れってつくって泳いでいます。

昼食をとって、午後3時頃までのんびり過ごしました。


次の目的地は・・・・興津島です。

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