5月の夕暮れ時でありました。
此処は京都の町のはずれにある、小さな居酒屋であります。
「はじめまして、○○です。」
「こんにちは、○○です。」
この言葉から、目安箱友達の始まりです。
「以後、石心竿、正心竿と呼び合いましょう。」
「OK ! ! デス。」
「ほらっ、あの ぶんさんも言っていたでしょう、石心竿&正心竿いいですねって。」
ともかく、彼は、石鯛釣りを始めたいとの願望が強く、気の変わらないうちにいろいろと道具を
揃えることです。そうしたら、 「もぅやっぱりや〜めた」 とはなかなか口には出しません。
・・・・ウッシシッー・・・・・
数日後、釣具屋さんで待ち合わせて。
Daiwaの石鯛ピトン、ライフジャケット(私までお揃いの物を買ってしまった。)、ヒップガード、
道具バック、磯靴、金槌、ウニばさみ、ウニ通し、ロープ3mと8mの二本。
仕掛け作りの道具、ケプラー、石鯛針、ワイヤー、サルカン、スクリューサルカン、天秤、等
しめて、よっ、っ、よんまん、42,000円であります。
「やっぱり釣りって高くつきますね。」
「よし、リールは僕のをプレゼントするよ。
お古るだけれども愛用の物だったので使ってください。(シマノタントルGT4000)」
「そうですかぁ、ありがとうございます。」
・・・・・・ナカナカ、カンタンニハツレナイゾー ウシッシッー・・・・・
かくして、正心竿は完全に石鯛釣りにはまっていきます。
先のみえない、ボーズ街道をまっしぐらに・・・・ウッシッシー・・・・・
とうとう、愛竿購入を残して、すべての物を取り揃えることとなりました。
ところで、此処で、イシダイ仕掛け作りのコーナーを紹介いたします。★ここをクリック
(広島の石鯛野郎 KINOYAMAさん です。 「私のイシダイ学」 きっと参考になるページであります。)
「よくわかりました。早速、Kinoyamaさんのページを参考に、仕掛け作りをやってみます。」
なかなか熱心な正心竿であります。日に日に上達し、ハリス・仕掛けもかなりの数が完成しました。
後は釣行日を待つばかり。
皆さん、ところがどうでしよう、彼は真っ青な海と澄み切った青空を見ることもなく、またまた、
釣行延期となりました。
イライラをつのらせる正心竿であります。