屋久島釣行記

2007   11月  18日

潮汐     小潮
満潮    13:42
干潮     6:26   19:45

水温    23.7度
天気     快晴



  洋上アルプスです   



六日目     再び、「池のハナ」に渡礁しました。



今日は 凄い ドラマがありました。


磯上がりしてから何も変化もなく時が過ぎていきます。    ただひたすら餌を打ち返します。


午前中エサトリらしきアタリがあるものの、なかなか食い込みません。


そして、午後2時10分   単調な波の合間に 竿が少し動き出しました。


ウムムッ ・・・


入れっ・・・このまま舞い込め・・・・思いとは逆に・・・なかなか警戒して餌を食い込みません。


ガッガガカッ がっつつーん こんな状態でもまだ食い渋っています。


そして、次の瞬間・・・・・・


ハリスの餌を作り直す為に、ちょっと後ろを向いて・・・・・振り返ってみると・・・竿が視界から消えています。


アレッ????


竿が磯にへばりついていたのです。


慌てて、竿の側に走ります。


ジュジュジュルジュル・・・ジッジジッ   音をたてて道糸がでていきます。


リールの根本からひん曲がって、ピトンから竿を抜くことができません。


竿の半分以上が海の中に入っています。


その瞬間、バキッ  竿が折れる音でした。


アアアアアッアッレッ 何や?


竿が折れてしまいました。



何でやっ!  竿が折れてしもた・・・・・・  針にかかったお魚は、道糸の途中から糸を引きちぎって・・・・・




何処かへ行ってしまいました。


後には何事もなかったように、ただ波の音が聞こえてきます。


暫く放心状態でした。