第2日目 (2000/11/8)
屋久島二日目にして、凄いドラマがありました。
ともかく、たった一人でありました。今回は正心竿がおりまへん。
あいつは、肝心要の時は頼りになりません。
今日の奮闘10分間で、あの時ほどもう一人の助っ人がいれば・・・・・・
3回失敗しました。ブリ上げるにも無理です。
79.0センチ・ 8.3キロでありました。
本日は、波2.5メートル・・・・・渡礁も無理か・・・・
しかし、今回の石心竿は、執念をもってきました。
午前6時30分、狙いの磯に渡礁。
前日の仕掛けを新調します。
竿・・・・・・・・海魂
リール・・・・・同じく
道糸・・・・・・PE15号
瀬ずれ・・・・35番ドラゴン・・・2メートル
(結果的にこれが成功)
ハリス・・・・36番ドラゴン
石鯛針・・・20号
午前7時、例によって缶ビールで日の出の朝日を拝みながら、乾杯!
付け餌のシラガウニをおもむろに30個程度、バッカンに移します。
残りは、釣り座の後ろのタイトプールに。
最初の餌を5個数珠掛けに・・・・・2投、3投、4投・・・・・
昨日と打って変わって、付け餌はそのまま状態。
午前10時45分・・・・・・
少し離れて座っていました。
かなりのウネリがあり、竿の上下が見ずらい状態・・・・・
「やゃっ、・・・竿が妙な動きだっ・・・」
急いで竿の側へ・・・・グックッググ・・・・
同時に、ヒピトンから竿が抜けそう、ピトンの足が・・・あぁぁぁぁ
後は、釣り座からおよそ2メートル下の波打ち際まで引きずられていました。
この磯は、足場が悪い。
しかし、今回の石心竿の心構えはチャイマッせ〜
リールとリールシートにロープを括り付けています。
(いつかの通天閣の師匠の言葉通り・・・一生一回心の悔いがないように・・・)
左腕から血がしたたり落ちます。
誰か助けて〜、お〜い、正心竿〜・・・・・・
およそ10数分の戦いでした。
リールが巻けるときは、腕がパンパン。
後は、想像にお任せます。
何より助かったのは、特製ギャク
(竹の棒2メートルに取り付けている。) これがあったから。
まだまだ明日があります。
頑張りまっせっ〜
79.0 センチ・・・8.3キロ・・・・精悍な面構えでありました。
問題の黒バッカン〜
ではまた。